Cross Talk | 女性社員座談会

グローバルに活躍する女性社員の存在が、 メタルワンの未来を切り開く原動力

グローバルに活躍する 女性社員の存在が、 メタルワンの 未来を切り開く原動力

それぞれの持ち場で活躍する、メタルワンの3人の女性社員。ここでは、彼女たちがどのようなキャリアを歩み、その中でどう成長し、また同時にどのようなライフワークバランスを実現しているのか? 三者三様の現実とその思いをざっくばらんに語り合ってもらった。

PROFILE トークメンバー

経営企画部
営業戦略ユニット
桂田 有子 Yuko Katsurada
2007年入社
鉄鋼貿易・エネルギー事業部
鉄鋼貿易BU
冷延・表面処理鋼板課
岡 朋奈 Tomoko Oka
2016年入社
グローバル事業部
海外自動車・電機BU
海外電磁鋼板課
米田 奈央 Nao Yoneda
2013年入社

※掲載内容は取材当時のものです。

TALK THEME

「人」の魅力に
惹かれて

まずはメタルワンへの
入社のきっかけを教えてください。

大学時代は体育会のラクロス部に所属し、日本一を目指すという厳しい環境の中にいて、それが自身の成長につながりました。そのため、自分を律して高い成長を実現できる環境というのが、第一に自分が目指す場所でした。第二に留学経験もあり、グローバルに働きたいという思いも持っていました。この二つがかけ合わさって最初に志望したのが商社でした。

米田

その中でも鉄鋼総合商社であるメタルワンに決めたのはなぜ?

鉄鋼商社は当時、男性社会というイメージがありました。でも、あえて厳しい世界に飛び込んでみたいと思ったのと、鉄が社会のインフラであることに魅力を感じました。メタルワンを選んだのは、先輩社員のみなさんからパッションを感じたから。自分の仕事を語ってくださる時の溢れ出る想いに感銘を受けました。

米田

私の場合は、外国語学部出身でスペイン語を専攻していたことから、スペイン語を使って仕事ができたらいいなと思っていて。グローバルに活動ができそうな会社の一社として受けたのがメタルワンでした。その選考の過程で、面接官の方がどこの会社よりも自分をちゃんと見て会話をしてくれたことに好印象を受けて、入社を決めました。

桂田

私も外国語大学出身で、日本と海外をつなぐ仕事に興味がありました。その中でも特定の商品にとらわれず、人々の生活が豊かになるような事業に関わりたいと思い、商社を志望しました。私が就職活動をしていた当時、メタルワンは設立後わずか数年の頃。とはいえ、基盤はしっかりしています。そんな新しい会社で新しいことに挑戦できる、ということ、また、先輩社員にも魅力を感じて入社しました。

TALK THEME

それぞれが
世界を舞台に
活躍する

これまでのキャリアと
現在の仕事を教えてください。

桂田

入社後、約5年間は、システム管理を担うIT部門に、その後の約8年間はメタルワンの子会社を管理する部門に所属し、その間に産休・育休を2回取得し、タイでの1年間の海外トレーニーを経験しています。その後、ようやく自分のライフサイクルが落ち着いてきて、もっと違うことに挑戦して、自分の幅を広げたいと思うようになり、それを上司に伝えていたところ、1年ほど前に、現在の経営企画部への異動が叶いました。

米田

私は入社してからずっと、スペイン語圏のメキシコの仕事に携わりたいと伝えていて、それが叶い続けているメタルワン人生です。商材は変わっていますが、一貫してメキシコ向けのビジネスを担当してきました。現在は課長代理としてチームを持ちながら、メキシコ向けを含めた全世界向けに、自動車の駆動用モーターと変圧器に使われる電磁鋼板の輸出業務を担当しています。

私は海外営業志望でしたが、最初に配属されたのは物流や貿易事務を担う部署でした。でも、振り返ると、ここで3年間、バックオフィス業務をみっちり叩き込まれたことが、その後の糧になっています。結果オーライですね。その後、海外トレーニーとして半年間、ベトナムに派遣されたのち、待望の海外営業の部署に配属されました。現在は缶製品に使用されるブリキの全世界トレーディングを担当しています。

仕事を通して
自身の成長の糧となったことや、
印象に残っていることは何ですか?

ベトナムの地場の企業とのジョイントベンチャーを設立し、新規事業を立ち上げるというプロジェクトに携わったことが、私にとって最も大きな経験になりました。事業計画を立案したり、事業の採算性を検討したり、どうしたら収益性が確保できる仕組みになるのかを考えたり……。それまでは数字に苦手意識を持っていたのですが、そんなことは言っていられません。そんな中でかなり鍛えられましたし、自分の成長の転機にもなりました。

米田

私もド文系だったので、数字はとにかく苦手でした。でも、営業活動を行うにあたって数字は非常に大事で、それこそ数字についてぱっと答えられないと話になりません。また、事業投資先の管理業務を始めてからは毎年、経営計画書を作成したり、3つのメキシコの工場を1つの会社に統合する仕事をしたり。その時々で自然に勉強もするし、周りの方々に鍛えてもいただきました。

桂田

私が本格的に数字に触れたのは、子会社管理を担う部署に所属していた時。簿記の資格は持っていたものの、業務上はPL/BSも見たこともない状態で異動し、1ヶ月後には「この会社のBSをチェックしておいて」と言われて。担当経理の方のところに日参して、必死に聞いて学んで業務を遂行しました。

米田

海外トレーニーとしてメキシコに派遣された半年間も自身の糧になりました。派遣前からメキシコのビジネスに携わっていましたが、現地でお客様と接する頻度が増えたことで得たことは大きかったですし、様々な立場でメキシコの拠点に駐在している方々と話す機会が持てたことで視野も広がりました。

桂田

私はコーポレート部門の立場で、海外トレーニーとしてタイに派遣されましたが、やはりそこでの学びは大きかったですね。異文化の方々と一緒に仕事をした経験を通して、グローバルでコミュニケーションを行う上での注意点や、相互理解のやり方を体得できたのもその一つです。

TALK THEME

自分に合った
ライフキャリアを
築く

女性から見て、
働く環境はどう映っていますか?

桂田

産休育休を2回取得している私から見て、メタルワンはライフフステージの変化を経ても、キャリアが継続しやすい環境があるなと思っています。例えば産休前に上司に「復帰後は同じ部署に戻してください」とリクエストして、その通りにしていただいたのもその一例です。また、復帰直後は時短勤務を選び、下の子が3歳になったタイミングで通常勤務に戻すなど、自分のペースで勤務時間を調整していくことができたのもありがたかったです。

私は二人の子供がいても、自分の思い描くキャリアを築いていくことをいちばん大事にしたいタイプ。今も毎月、海外出張に行くなど第一線で働いています。それができているのは、私の仕事に理解がある夫がいて、育児・家事をフルサポートしてくれるからこそで、非常に感謝しています。

桂田

それ、いいですね! メタルワンも男性の育休取得率が上がっています。育休を1年間取得する男性社員がいるくらいだし。だから、女性も男性も、育休取るのは普通だし、誰が取っても快く送り出してあげたいと思っています。

米田

そんな中でも、就活生のみなさんが気にするのは、現時点では女性社員の比率が少ないということではないでしょうか。実際、「女性が働きやすい職場ですか?」などと質問を受けることがあります。ただ、私の経験で言えば、入社以来、女性であることのメリットしか感じたことがありません。女性の人数が少ないから社内外で覚えてもらいやすいし、それが仕事にもいい影響を与えています。

あと、女性も男性も区別なく、実力次第で裁量もチャンスも平等に与えられるのも、メタルワンの良さだと思います。

米田

確かに、そこは完全にフェアですね。女性だからといって、甘くしてもらえるということもないですし。

プライベートとの
両立についてはいかがですか?

平日は仕事にフルコミットし、土日を家族と接する時間にしています。ただ平日でも、夫が子供をお迎えに行けない時は、フレックス制度を活用して、16時くらいに退社することもあります。

米田

私は5年目くらいまでは、現地時間の入札締切などに合わせて、夜中から朝にかけて、稼働していたこともありました。でもメキシコでの海外トレーニーを経験し、駐在員の方々が忙しい中でもできる限り、人生を楽しもうとしている姿を見て価値観が変わって……。今も平日は忙しいですけど、週末は1日で習い事を4つ掛け持ちしたり、趣味のランニングをしたりとすごく充実しています。ランニング好きが高じて、平日の朝7時からのメキシコとの会議は、ジムで走りながら対応したりしています。

すごい! でも、走っていても、意識は仕事に向けてる?

米田

そう。息は少し上がってくるけど(笑)。

桂田

平日は9時―17時で集中して仕事をこなし、17時半に退社し、帰宅後、22時前までに子供たちを寝かしつける日々です。今はひたすら仕事と子供に集中しています!(笑)

米田

それは結構、大変そうですね。お子さんと一緒に何か習い事を楽しむとか、どうですか?

桂田

それもいいですね!

TALK THEME

これからも
チャレンジ
し続けていく

メタルワンで働く魅力や
好きなところを教えてください。

桂田

メタルワンの社員はみなさん、すごく真面目。だからこそ、どんなことでも徹底的に議論して検討するという風土があり、私自身もしっかりとした手応えを感じながら仕事に取り組むことができるのが、いちばん好きなところです。

米田

私が感じる魅力は、やりたいと思ったことは口に出せば叶えてもらえる風土があること。「私、メキシコが好きです」と言い続けて、ずっとメキシコのビジネスを担当させてもらっていますから。「好きこそ物の上手なれ」で、好きなことで成長し続けることができているのは、この風土のおかげだなと実感しています。

それは本当にそうですね。加えて、3〜4年スパンでいろんなことを経験させるという会社の方針があるから、成長実感が得やすいなとも感じています。

米田

岡さんの入社の理由である、厳しい環境で高い成長を実現したいという願いも叶っているのでは?

はい、まさにその通り、今も毎日刺激に溢れています。

そんなみなさんが
今後挑戦したいことは
どのようなことですか?

私は「ママでも駐在」です。次のキャリアは海外駐在と、希望を伝えていますし、そろそろ叶えられそうです。駐在地で新しいビジネスをつくったり、または海外拠点の方々の環境を整える仕事ができたらなと考えています。

米田

駐在はご家族と一緒に?

はい。実は夫も「行きたい」と言っていて。家族みんなを連れて行きます。

米田

すごくいいですね! 私の夫は、私の海外駐在にはついてこないタイプ。なので、今すぐにはあまり行きたいとは思ってないですが、数年経ったらぜひ、海外駐在の希望を出したいと思っています。

桂田

私は管理職として経営企画部の仕事に取り組む中で培った知識を活かして、今度は別の組織の管理職として、会社の基盤を整えたり、グループ全体や会社単体の体質強化を図るような支援を行えたらなと考えています。

米田

私は今、自身が培ってきた知識やノウハウを後進に継承していくという、管理職としての役割を意識しているところ。チームのメンバーたちをいかにうまく束ねて、最高のアウトプットを実現していけるか、考えながらやっていきたいと思っています。

思い描くキャリアは人それぞれですし、それが許容されるのがメタルワンの良さ。仕事にフルコミットして、自身の能力を最大限発揮したい方にも、プライベートとの両立を図りながらも、やりがいを持って仕事をしたい方にも、どちらにとっても、働きやすい会社だと思います。

桂田

そうですね。自身のライフプランに応じて、異動願いを出すこともできますしね。今日、集まった私たち3人もそれぞれ、まったく違うキャリアと人生を歩んでいます。その意味で、ロールモデルとしていろんなタイプの女性社員がいるのも、これから入社してくる女性にとっては心強いことなのではないかと思います。

米田

さらに後輩たちの手本となるロールモデルを増やすためにも、女性の仲間が増えることを願っています!